四日市 セレクトショップと検索するとカリスマコーディネーター…と我がthingstingが出てきます。
もうウチは27年目…そこら辺の店の服好きの店員さんが生まれる前からやってるかも知れない店です。久しぶりに自店を検索して、久しぶりに他店を覗いてみました。そして一つ気付いたコトがありました。
唯一無二という言葉があります。他店には無い物がある。それはとても強みになります。昔々…ある営業マンからの電話が鳴りました。ボクは電話に出て話を聞きます。営業マンはこう言いました。今流行ってる〇〇をご紹介してます…売れてますよ!!そうですか、じゃあ要りません。他店に紹介してあげて下さい。
アメリカで自分で選んで買ってきたモノがたまたま流行モノだったというコトはありました。アバークロンビーもまだ誰も知らない頃、とてもカッコいいショーツがあってそれだけ買っておすすめしていた時期がありました。その後流行ってもホントにいいものを少しだけ扱って早々に止めました。
流行に身を包めば大切な個性は半減してしまいます。自分を信頼してくれてるお客さんに、一時だけしか着られなさそうな流行ものはおすすめできません。セレクトショップはそれを見極めて提供する義務と責任があります。流行は意識することが大切で、追い求めるものではないと私は思います。
大抵のショップは売れる商品を売ってます。当たり前です。thingsが少し違うところはあくまでも着こなしを提案したいというところです。臭いコトを言いますがこの情熱だけが長い間自分を動かし、お客さんとの繋がりを作っているのだと自負しています。
