友人から声を掛けてもらい児童養護施設に行ってきました。小さな施設かと思いきや18才までの約80人もの子供達が生活している大きな宿舎でした。子供達にはちゃんと親がいるそうです。ではなぜ施設に入らなければいけなかったんでしょう…。
高学年の小学生が指しゃぶりをして、高校生がぬいぐるみといっしょじゃないと眠れないそうです。これらは寂しさが原因の行動だといいます。
子供たちの中には施設で生活していることを外部に漏らさない、漏らせないという意味深な環境下の元で生活している子達もいるそうです。なので訪問したところで子供達とは会えません。
そんな子供達に迷った末Tシャツをあげるコトにしました。友人はお菓子入りのクリスマスブーツを持参しました。これが丁度届くはずのものが届かなくなったところだったということで、施設長さんがとても感激されて、帰り際に数人の小さな子供達と引き合わせてくれました。
子供達は下から上を真っ直ぐに見上げて目を合わせ”ありがとう~”と言ってくれました。あの真っ直ぐな目が今もボクの目に焼き付いています。
“また来るね”と言って僕等は施設を後にしました。